MacBook Pro に仮想環境VMware Fusionを入れてWindows OSを使えるようにする!
Macbook Proでプログラミング学習環境を準備するために
私のPCスペック
自宅で使用しているノートPCはMac。スペックはこちら↓

「よーしこれからエンジニアの世界に飛び込むぞ!」
と意気込んで、学習準備に取り掛かろうとしたところ、
『まずはWindows画面の〜』
....と、レクチャー動画の開始10秒でつまずく。
Windowsじゃないとスタート地点にも立てないのかな。
というわけではないらしく、
2018年くらい前まではMacがスタンダードだったけど、
WSL(Windows Subsystem for Linux)でLinuxが使えるようになってから
これは人によって意見が分かれるらしい。
今回はエンジニアスクールの学習動画に沿ったレクチャーを受けるために、
MacBook ProでWindows画面も開いてLinuxを使えるようにカスタマイズしていく。
教訓その1
”開発環境はMacでもWindowsでもLinuxが使えるように準備する。”
Linuxとは?別記事でまとめる。
仮想環境って?
自分で調べてみたところ、仮想環境という別世界を用意すれば、Macを入り口にしてWindowsが使えるらしい。
(そういう設定ができるらしいことは以前から知っていたけど、もちろんやり方がわからない)
仮想環境とは?
1台のパソコンで複数のOSを使えるようになる技術のこと。

スーパーエンジニアのメンターK氏
『Macのままでも学習できるけど、慣れてないと違いに戸惑ってしまうかもしれないのでWindowsを入れましょう。』
というわけで、仮想環境作りにチャレンジ!
Macに仮想環境 VMware Fusion を構築する
・VMware Fusion Player (個人使用無償版)
こちらのページを参考にしました:
・【個人無料】Macで快適にWindows10使える仮想環境は、VMware Fusion 12 Player!
仮想環境VirtualBoxはエラーが出るので断念
最初は別の仮想環境ソフトOracle VM VirtualBoxの構築を試した。
ところが全然うまくいかない。windows10をインストールしてもエラー&エラー。

ちゃんとインストールできたのに


"エラーになったVirtualBoxをアンインストールすること"
”VirtualBoxのバージョンをあげること”
(最新版をダウンロードしたはずなんだけど...)
これが解決方法として挙げられています。
(VirtualBoxでエラーが出た時の対処法を紹介してるサイト↓)
・macOSのVirtualBoxで”Kernel driver not installed (rc=-1908)”発生時の対処方法を解説
・macOS上のVirtualBoxで”Kernel driver not installed (rc=-1908)” が出た時の対処方法
メンターK氏
『VirtualBoxよりも、VMware Fusionの方が軽くてバグも少ないので、そっちにしましょう。』
仮想環境のソフトウェアサービスにも色々あるらしい。
VirtualBoxのことは忘れて、スーパーエンジニアK氏推薦のVMware Fusionで構築再チャレンジ!
結果、仮想環境構築に成功!!
MacBook ProでWindows10が使えるようになった。やったぁ!

教訓その2
”仮想環境も色々あって自分のPCがエラーを出さないソフトウェアを選ぼう。”
仮想環境VMware FusionとWindowsOSを構築する手順

- Windows10のisoファイルを入手
- vmware.comの無料アカウントを作る
- VMware Fusion 12 Player をインストール
- Windows10をVMware Fusion 12 Playerにインストール

Windows10のisoファイルを入手したらまず、
vmwareの個人アカウントを作成する。←ここ重要
この画面からアカウント作成する手順を守ることが大切で、これを踏まないと個人使用無償版をうまくインストールできないらしい...。英語サイト怖い。
うまくアカウントが作れたら✅Account Activated画面が確認できる。

この後は最初の個人アカウントログイン画面に戻らなければいけないのだけど、
ネイビー色のボタンを押しても違うよくわからないページに飛ばされる。
有料購入ページにも飛んでしまうこともあるので注意。

はじめの画面にリンクから戻って先ほど作ったアカウントでログインする。
この手順を踏めば、ライセンスキーとダウンロード画面が表示される。


ここまできたら、VMware Fusion 12 Player をインストールして、Windows10をさらにインストールする。
流れのまま進めば問題ないけど、やっぱり途中いくつかつまずいたポイントがある。


ファームウェアタイプの選択画面???
レガシーBIOS?
UEFI?
セキュアブート?
わからない単語ばかりなので調べてみた。
このサイトを参考にしました:
・【初心者向け】ファームウェアとは?ソフトウェアと違いってあるの?
・Windows 10 BIOSのブートモード(BOOT MODE)~レガシBIOSとUEFIモードの違い
・「セキュアブート」って何さ
ファームウェアとは?
簡単に言うと、パソコンや周辺機器を制御するためのソフトウェアのこと。
パソコンを起動する、プリンターに出力する、など基本的な動作を制御する。
カメラや家電製品にも入っている。
ソフトウェアの一種だけど、頻繁にアップデートするものではない。
BIOSやUEFIは、Windows OSを動かすためのファームウェアの新旧選手。
BIOSは20年前に作られた重鎮で、最近の新しいパソコンはUEFIを標準としている。
スーパーエンジニアのメンターK氏
『UEFIで、セキュアブートもチェック入れましょうか。 これで将来Windows11にもできます。』
セキュアブート【Secure Boot】とは?
簡単に言うと、UEFIの許可リストに入ってないCDやUSBの起動を拒否する機能のこと。
BIOS時代は無防備だった起動(ゲート)に、UEFIから門番(ガード)が立っているイメージ。
なるほど。勉強になった。(学生の時に軽く勉強した気がするけどすっかり忘れていた)
UEFIを選択して、ブートセキュアにもチェックを入れて、仮想マシン構成終了!
もうすぐWindowsが使える!

ゴールは目前!...と思ってたら、
私の不安を表すような真っ青な画面が。。

これは調べても分からなくて、K氏に泣きつく。
『キーボードの ↓で、色がついている部分を下に移動できると思います。
上から2番目の、EFI〜SATA〜(1.0)を選べますか? 上記の文字に色がついたら、エンターキー でどうでしょうか?』
すごい、さすがスーパーエンジニア。何でも知ってらっしゃる!!



やったーーーー!!!
メンターのお導きで、ついに仮想空間でWindows OSを起動することに成功。
(この間もちょいちょいつまずいたけど細かいので割愛)
教訓その3
”わからないことはまず調べてみる。それでもうまくいかなければパソコンと人生の先輩に質問する。”
以上が仮想空間VMware FusionのインストールとWindows10のインストールの流れでした。
アプリやソフトウェアのインストールと違ってなかなか難しかった。
これからMacもWinも一台で使えるなんて楽しみ。
追記 VMWareをインストールしただけではドラッグ&ドロップができない!→解決法
VMWareの仮想空間にVisual Studio Code(Microsoftが開発しているコードエディター)を入れて、webデザインの学習を進めていました。
画像を使うレッスンに入ると、大変。デスクトップからVScodeにimg画像をドラッグ&ドロップできない。
コピー&ペーストもできない。。
調べてみると、VMwareの仮想空間をインストールした後さらに、VMware Toolをインストールすればドラッグ&ドロップなどの動作機能が利用できるようになりました。
こちらのページを参考にしました:
・【VMware Playerでドラッグ&ドロップができないときの原因と対処方法 | 仮想マシンソフト